...貸付人たちはようやくつむじを曲げようとするころだった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...旋毛(つむじ)まがりの...
田山録弥 「自他の融合」
...こんなふうにつむじ曲りの人間であることは...
中里介山 「大菩薩峠」
...ガラッ八の八五郎は旋風(つむじ)の如く飛んで来たのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...つむじを起して舞い込んだのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...気まぐれとつむじ曲りとからだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...このやうなつむじ曲りのために...
北條民雄 「続癩院記録」
...愈々つむじを曲げてしまつた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...みなつむじが二つあった...
柳田国男 「故郷七十年」
...たくさんな砂つむじが舞い...
吉川英治 「大岡越前」
...一つ所に人馬の旋風(つむじ)を巻いていた...
吉川英治 「三国志」
...一片(ぺん)のくろい布(ぬの)がつむじ風(かぜ)でめぐっているのか...
吉川英治 「神州天馬侠」
...つむじを曲げたらしく...
吉川英治 「新書太閤記」
...一陣の旋風(つむじ)が移って行くように...
吉川英治 「新書太閤記」
...さながら潮旋風(しおつむじ)に囚(とら)われた一個の巨船のように...
吉川英治 「新書太閤記」
...歩兵は、軽装とし、旗は巻かせ、馬にムチ打って、一団の砂けむりは、つむじのように、東へ駈けた...
吉川英治 「新書太閤記」
...毛の硬いもみあげが旋風(つむじ)を描き...
吉川英治 「新・水滸伝」
...旋風(つむじ)のような馬けむりが...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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