...近所ではつまはじきのこの奇人のおじさんになついていたのである...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...世にも人にもつまはじきされ...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...雪解(ゆきどけ)の雫(しずく)すれ/\に干蒲団(ほしぶとん)大正十年厚板(あついた)の錦(にしき)の黴(かび)やつまはじき新しき帽子かけたり黴の宿大正十年新涼(しんりょう)の月こそかかれ槙柱(まきばしら)大正十一年八月三十一日 川崎俳句会主催新涼句会...
高浜虚子 「五百句」
...諸人のつまはじきを受けながら生き耻じをさらしておりますうちに...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...此様(こんな)に皆々(みんな)に爪弾(つまはじき)されて……悪い事べい為て居て...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...「勝手に爪弾(つまはじき)しやアがれ...
田山花袋 「重右衛門の最後」
......
樋口一葉 「さをのしづく」
...二人ともつまはじきにされます...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
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