...けつまずくと転ぶような家具も無く...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...柔道でつまずくのと同意義な...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...態々一寸つまずく様な恰好をして...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
......
関口存男 「移轍(Anakoluth)」
...暗闇(くらやみ)でつまずく石にも気を留めないで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...わざとつまずくのかといいたくなるくらい...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...思いがけないところで、物につまずくと、そのハズミでバリバリとその物を踏み裂いてしまった音がしたので、与八も狼狽(ろうばい)して手さぐりにして見ると、相応の四角な薄手のものを包んだ風呂敷包です...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうしたのか今日はひどく急きこんでつまずくようないいかたをなさる...
久生十蘭 「だいこん」
...目しいてつまずく人のごとき足音をかのひそかなる足音は誰...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」
...わたしは平坦な土地だとかえってよくつまずく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...平らな道を行く時にかえってしばしばつまずくのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...足につまずく死骸を見れば...
吉川英治 「三国志」
...暗い所では石にもつまずくよ」と...
吉川英治 「三国志」
...「孔明もその第一歩からつまずくようでは...
吉川英治 「三国志」
...わっしのほうがなお重い!」「つまずくなよ」「まッ暗だア...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「やあ、これは」と龍耳(りゅうじ)老人、杖を指してうしろの者へ、「つまずくなよ、またここにも一人斬(や)られている」「は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...)しかし、いわゆる創作が必ず右のようなものであるかという事になると、私はつまずく...
和辻哲郎 「創作の心理について」
...彼は他の世界にはいろうとしてつまずく...
和辻哲郎 「転向」
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