...つづいて前田夏繁(まえだなつしげ)が、香雪という雅号で、つづきものを、『やまと新聞』のはじめに盛んに書き出した...
淡島寒月 「明治十年前後」
...雅俗折衷で面白可笑しく三日も連載物(つづきもの)にしたり...
石川啄木 「菊池君」
...その板刻の年代は前述せし大(だい)なる続物(つづきもの)と同時のものなきにあらざれど多くはその以後なりとす...
永井荷風 「江戸芸術論」
...国貞の風景画には名所の山水を背景となし半身の人物を描ける東海道名所絵の続物(つづきもの)あり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...わが売文のむかしがたりの中(うち)ここに書漏(かきもら)せしはやまと新聞社に雇はれ雑報とつづきもの書きて月々拾弐円を得しことなり...
永井荷風 「書かでもの記」
...つづきものを書いていた...
野村胡堂 「胡堂百話」
...北海道の小樽新聞へつづきものの小説を書かないかとすすめられた...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第二巻)」
...『絵入自由新聞』に続物(つづきもの)を出したことがある...
森鴎外 「渋江抽斎」
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