例文・使い方一覧でみる「つぎめ」の意味
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伊良子清白 「孔雀船」
...リベットもつぎめもなくして作りあげることは...
海野十三 「火星兵団」
...金属の輪のつぎめも...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...瀝青（チャン）が板の接目（つぎめ）で泡立っていた...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...私が片ッ端から続目（つぎめ）を割って抜き取りました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...焼き場もりの男は窯（かま）の後ろの口へまわって「これだけむこうに落ちとりましたで」と頭蓋骨のつぎめからはなれたのを二...
中勘助 「妹の死」
...月光が光で出来た鋳物の接合線（つぎめ）を作る時...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...水際の継目（つぎめ）まで眺めて...
夏目漱石 「草枕」
...頬（ほお）と頸（くび）の続目（つぎめ）が...
夏目漱石 「虞美人草」
...夜と屋根の継目（つぎめ）が分らないほど...
夏目漱石 「坑夫」
...その三角の縁に当る赤煉瓦（あかれんが）と黒い屋根のつぎめの所が細い石の直線でできている...
夏目漱石 「三四郎」
...三千代は椽側と玄関（げんくわん）の継目（つぎめ）の所に...
夏目漱石 「それから」
...余と女とは板と板の継目（つぎめ）の所で行き合った...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...継目（つぎめ）の少し切れた間から誰かが見物の方を覗（のぞ）いた...
夏目漱石 「明暗」
...接目（つぎめ）が合って...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...羅州盤の継目（つぎめ）の漆に糞（ふん）を混ぜるという話を想い合わせて...
柳宗悦 「全羅紀行」
...中年の小僧がしゃべった話とぴったり継目（つぎめ）が合ってきた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...レール接目（つぎめ）の遊隙（ゆうげき）の音も...
蘭郁二郎 「鉄路」
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