...坊さんは嘘をつく者に附物(つきもの)の小鼻(こはな)を妙にぴくぴくさせて...
薄田泣菫 「茶話」
...この役目につきものの...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...その後にそこの附物(つきもの)となった一の不名誉な醜名を...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...温泉場と階段はとかくつきものである...
寺田寅彦 「伊香保」
...対立と反目とがつきものであったのは...
戸坂潤 「思想動員論」
...尤もジャーナリズムのジャーナル的効果にはいつも特別な条件がつきものである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...それから批判主義や具体普遍説にさえつきものであった処の...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...神社に稲荷様はつきものだが...
豊島与志雄 「オランウータン」
...客を招待する夜会にはつきものだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...流言蜚語はつきものであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの病気につきものの...
原民喜 「忘れがたみ」
...あの話にはこしらえものにつきもののこじつけや矛盾があって...
久生十蘭 「ハムレット」
...たゞ一つ缺點があつたのです――看護婦や保姆(ほゞ)なんて人達にはつきものゝ缺點ですがね――ジン酒の瓶を手許(てもと)に忍ばせて置いて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...ロープを引く時の緊張にはつきものだからだ...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...子供につきものの愛嬌と云うものにとぼしい私の妹は笑うと云う事が比較的少なかった...
宮本百合子 「悲しめる心」
...或(あるい)は山々の何かのつきものとも思えるのでございます...
室生犀星 「あじゃり」
...日向(ひなた)ぼッこの幻滅――恋には苦(にが)いものがつきものとみえます...
吉川英治 「江戸三国志」
...ここは身をかわした方が得策だと思うがなあ」「おれに十手と朱文字の提灯はつきものだ...
吉川英治 「江戸三国志」
便利!手書き漢字入力検索
