...つかい道がありません...
宇野浩二 「でたらめ経」
...つかい道のあるものと思いまして……」「おばあさんにつかい道のあるものというのは何だね?」と旅人はおばあさんの話が廻りくどいので...
宇野浩二 「でたらめ経」
...それならわたしに早速有難くつかい道があります訳で……」「お経の文句!」と旅人は頓狂(とんきょう)な声でいいました...
宇野浩二 「でたらめ経」
...前者の「秋の空尾の上(え)の杉(すぎ)に離れたり」「息吹きかえす霍乱(かくらん)の針」「顔に物着てうたたねの月」「いさ心跡なき金のつかい道」等にはなんらか晴れやかに明るいホルンか何かの調子があるに対して「つたい道には丸太ころばす」「足軽の子守(こもり)している八つ下がり」その他には少なくも調子の上でどことなく重く濁ったオボーか何かの音色がこもっている...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...婦人部として私のつかい道はその点にあると思います...
宮本百合子 「往復帖」
...金はあるが、つかい道に困る...
宮本百合子 「カメラの焦点」
...所謂気の利いたつかい道が見当つかず...
宮本百合子 「カメラの焦点」
...金のつかい道もないところの暮しなのだろうと思いやります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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