...今度こそ隠れ家かと意気込んでついて行くと...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...牛は温和(おとな)しくついて行く...
田畑修一郎 「南方」
...仔馬(こうま)がヒョコ/\ついて行く...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...わたしは諸君の後からついて行くだろう...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...おずおずとついて行くと「お越しなされました」と...
直木三十五 「南国太平記」
...何人となく蛙のように飛びついて行くのですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...いつもムク犬がついて行くこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...余は芒が再び閉ぢないうちと博勞の後へくつついて行く...
長塚節 「佐渡が島」
...源氏塀(げんじべい)の西がわについて行くと...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...どんなお友達でも私がついて行く價値のあるあなたのやうな方の爲めなら出來ます...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...作家はただそれについて行くだけになる...
堀辰雄 「ヴェランダにて」
...それなのに僕は彼等について行く...
堀辰雄 「眠れる人」
...作戦を成功させる唯一の方法はケント州について行くことだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...子供の助手は少し悄気(しょげ)ながら手を拱(こまね)いてあとから恭々しくついて行く...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...ここを先途としがみついて行くように...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...尾を握つてその哀れな猫を提げて行く後からついて行くと...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...万夫不当の許がついて行くのだ...
吉川英治 「三国志」
...おめえは前の牛車の後にでも取ッついて行くがいい...
吉川英治 「新書太閤記」
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