例文・使い方一覧でみる「ちり」の意味
スポンサーリンク...大空のちいさな星をちりばめたようですし... 
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「旅なかま」
...かれが居（をる）所の地理（ちり）にしたがつて捕得（とりえ）やすき術をほどこす...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...山荘の日々の掃除や余花の塵（ちり）元禄の昔男と春惜む五月五日 二百二十日会...
高浜虚子 「六百句」
...みんなちりぢりに遠い親戚（しんせき）に引きとられ...
太宰治 「燈籠」
...古風な小紋の絽縮緬（ろちりめん）の単衣（ひとえ）を来た...
徳田秋声 「仮装人物」
...骨格のがっちりした厳（いか）つい紳士であった...
徳田秋声 「縮図」
...肝腎の対象がちりぢりになって論証は霧のごとく消え失せ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...むっちりと、粘着する様な下腹の白い餅肌（もちはだ）には一人の唐子（からこ）がその乳房を求めて、小さな両手を差し上げて居る...
富田常雄 「刺青」
...空気中に細（こまか）い塵（ちり）が殆んどない時に限るのである...
中谷宇吉郎 「「茶碗の湯」のことなど」
...薄紫がかった御納戸（おなんど）の縮緬（ちりめん）で...
夏目漱石 「行人」
...それから二人でちりぢりになつても...
林芙美子 「朝夕」
...星を無数にちりばめた夜の天が...
火野葦平 「花と龍」
...七里ヶ浜（しちりがはま）を通るとき...
福澤諭吉 「福翁自伝」
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山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...きっちりと三絃にのり...
宮本百合子 「気むずかしやの見物」
...リンゴ（大人へ一ヶずつきっちり）岩手から送ってくれ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...妻君は定めて上等の縮緬（ちりめん）に花など縫（ぬ）いしたる立派な襟ならんと思い...
村井弦斎 「食道楽」
...秘蔵の楽器をそれぞれ袋から出して塵（ちり）を払わせたり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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