例文・使い方一覧でみる「ちり」の意味
スポンサーリンク...小柄な体躯にきっちり調和する衣服の上品さと美麗さ... 
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ちりちりちりちりン...
海野十三 「海底都市」
...この女も蝶貝のえせ表現派模樣をちりばめたごてごてしたものをはいて歩いてゐる...
竹久夢二 「砂がき」
...・青麦ひろ／″＼ひらけるこゝろ業平塚・はこべ花さく旅のある日のすなほにも枯草にかすかな風がある旅で無量寿寺くもりおそく落ちる椿の白や赤や明治用水々源池さくらがちれば酒がこぼれます緋桃白桃お嫁さんに逢ふ依佐美無電局花ぐもりの無電塔はがつちりとして四月十七日曇...
種田山頭火 「旅日記」
...むつちりした曲線的な肉つきをしてゐる癖に...
恒藤恭 「學生時代の菊池寛」
...ある若い女性が身なりはきっちりしているのに...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「同一事件」
...はなやかな縮緬（ちりめん）の襦袢（じゅばん）をつけた手古舞姿（てこまいすがた）の芸者でありましたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼（かれ）は殆（ほと）んど動（うご）かぬやうにして棄（す）てゝ置（お）けばすつと深（ふか）く沈（しづ）んで畢（しま）つたやうに冷（さ）めて行（ゆ）く火（ひ）へぽちり／＼と麁朶（そだ）を足（た）して居（ゐ）た...
長塚節 「土」
...ぱっちり眼（め）をあけて...
新美南吉 「飴だま」
...あまり広くもない土間にはアラビアの若者たちがぎっちり詰まっていて...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...縮緬（ちりめん）の白無垢（しろむく）を着て...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...常に百尺の松梢（しょうしょう）に住んで世の塵（ちり）をうけぬ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...抑（そ）も此世界（このせかい）は地球（ちきう）と唱（とな）へ圓（まろ）きものにて自分（じぶん）に舞（ま）ひながら日輪（にちりん）の周圍（まはり）を廻（まは）ること...
福澤諭吉 「改暦辨」
...ただ 物音が 耳に 入って ―― ゆっくり きっちり くりかえされる ぐーぐーという 太い いびき...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「きつねめさんのはなし」
...エミイはばっちり目を開け...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...棠軒は福山藩から一粒金丹（いちりゅうきんたん）を買うことを託せられていたので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...小倉の雪の夜に、戸の外の静かな時、その伝便の鈴の音がちりん、ちりん、ちりん、ちりんと急調に聞えるのである...
森鴎外 「独身」
...足首のところはきっちり紐（ひも）でしめてあった...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
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