例文・使い方一覧でみる「ちぶさ」の意味
スポンサーリンク...造作（ぞうさく）の悪い家の中には赤児（あかご）に乳房（ちぶさ）を含ませた細君... 
芥川龍之介 「彼」
...巨大な乳房（ちぶさ）を見守った...
芥川龍之介 「女体」
...――しかしその乳房（ちぶさ）の下から...
芥川龍之介 「母」
...私（わたくし）はちょっと手持無沙汰（てもちぶさた）に感（かん）じました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...白日のもとに見るとあれはいかにも手持ちぶさたな間の抜けたものである...
寺田寅彦 「神田を散歩して」
...あらゆる宣伝を手持ちぶさたにする「太陽」のようなものがもし何かあるとしたら...
寺田寅彦 「神田を散歩して」
...よくかの乳房（ちぶさ）赤く肉逞（たくま）しき淫婦を愛したれ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...手持無沙汰（てもちぶさた）に写生帖を...
夏目漱石 「草枕」
...手持無沙汰（てもちぶさた）に草書に崩（くず）したまでであって...
夏目漱石 「虞美人草」
...この時分は手持無沙汰（てもちぶさた）でさえあればにやにやして済ましたもんだ...
夏目漱石 「坑夫」
...敬太郎はただ手持無沙汰（てもちぶさた）の徒事（いたずら）とばかり思って...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...男子に乳房（ちぶさ）が加わる時の来ないあいだは...
新渡戸稲造 「自警録」
...火夫らの乳房（ちぶさ）であった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...どうにもてもちぶさたでしようがないので...
久生十蘭 「キャラコさん」
...しかし私はすることや樂（たの）しみがなくて手持無沙汰（てもちぶさた）に見えないやうにしようと決心してゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...手もちぶさたそうに炉の火にあたっていたが...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...今村次郎の速記をもって「牡丹燈籠（ぼたんどうろう）」「安中草三」「塩原多助」「美人の生埋」「粟田口」「乳房榎（ちぶさえのき）」「江島屋」「英国孝子伝」と相次ぐ名作が...
正岡容 「圓朝花火」
......
八木重吉 「貧しき信徒」
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