...ちっぽけなえんとつからさえも...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「年とったカシワの木のさいごの夢」
...実にちっぽけな子供までが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ちっぽけな船(ふね)でした...
高山毅 「福沢諭吉」
...笹木が或る小さな印刷所を――端物(はもの)専門のちっぽけなものだが――その株を買って一人で経営してるっていうのを聞き込んで...
豊島与志雄 「神棚」
...それがいかにちっぽけなものであろうとも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...こんな山ん中のちっぽけな川とは違って...
中里介山 「大菩薩峠」
...こんなちっぽけな船で?」「これで行くんじゃない...
中里介山 「大菩薩峠」
...ちっぽけな賽ころだねえ」と関守氏が言う...
中里介山 「大菩薩峠」
...「このちっぽけないやらしい人が私を放さないのよ」「で君は...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...じゃあこの子どものようなちっぽけな動物が...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...さう云へばあの時あのちっぽけな赤い虫が何かそんなこと云ってゐたやうだったね...
宮沢賢治 「蛙のゴム靴」
...(c)広大無辺の天が人間界のちっぽけな栄誉に気を使うと思っている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...だがあのちっぽけな霊魂が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...おまえさんみたいなちっぽけなものが気をつけなければならない敵(てき)が...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...それがいまはこんなちっぽけな姿で...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...ちっぽけな布切一枚のことで...
山本周五郎 「さぶ」
...きみはまだそんなちっぽけなことを心配しているのか...
山本周五郎 「陽気な客」
...ルピック氏――融通(ゆうずう)のきかないちっぽけな人類だよ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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