...だ円形(えんけい)のかごのような形を...
海野十三 「金属人間」
...ただ円柱(えんちゅう)がより集まって...
海野十三 「三十年後の世界」
...東京の空を飛んだ円盤は...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...ただ円盤が見えるだけで...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...そのりっぱな部屋のまん中に大きなだ円形のテーブルがおかれ...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...それは顔のしやくんだ円髷の女で昨夜見た女中の一人であつた...
田中貢太郎 「牡蠣船」
...それは顔のしゃくんだ円髷(まるまげ)の女で昨夜(ゆうべ)見た婢の一人であった...
田中貢太郎 「牡蠣船」
...それは針金の網に包んだ円い笠に被れたもので...
田中貢太郎 「蟇の血」
...ただ円顔であったのが面長に...
谷崎潤一郎 「細雪」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...甚だ円滑に不良(?)従業員だけをピックアップして...
戸坂潤 「社会時評」
...大切でも何でもないただ円い玉...
豊島与志雄 「童貞」
...頬の赤い黒目の澄んだ円顔に映り...
豊島与志雄 「特殊部落の犯罪」
...ただ円っこい普通の石だったが...
豊島与志雄 「古井戸」
...その黒ずんだ円(えん)の四方が暈(ぼか)されたように輝いて...
夏目漱石 「行人」
...縁なくして私は未だ円生君とどこの温泉へも行を共にしたことがなく...
正岡容 「落語家温泉録」
...蒲(がま)で編んだ円座(えんざ)が二尺ほどの間隔をとって置いてある...
山本周五郎 「さぶ」
...健康に赤らんだ円い顔で...
横光利一 「夜の靴」
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