...自動車にはだれもいないのです...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...しかし家を立ててだれも死ななかった例は相当たくさんにあるであろうから...
寺田寅彦 「柿の種」
...たしかな事はだれもおそらく知らなかった...
寺田寅彦 「田園雑感」
...町にはまだだれも起きていなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「二十ルイだ!」やはりだれも黙っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...確かにだれも後ろからついて来る者はないと思った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自分の後ろにはだれもいなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼らはだれもガヴローシュをもう気にも止めていなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...土堤の上にはもうだれもいなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...もう一昼夜の間だれも出入りしなかったが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そこには彼らふたりのほかだれもいなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...だれも人人は、その薄暗い水槽を忘れてゐた...
萩原朔太郎 「宿命」
...お蔦 ええ、だれも...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...「ばかにしてやがらあ『特に』だとよ」と、うれしそうに叫びながら、だれもが、何をするためにともわからずに、そのベッドへと駆け込んで行った...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...だれもおどろいていた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...だれも来ないので...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...だれも音楽のうちの最高のものと知っていても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...広場(ひろば)にはだれもいませんでした...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
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