...腕がだるい...
太宰治 「正義と微笑」
......
種田山頭火 「行乞記」
...何となく身心がだるい...
種田山頭火 「其中日記」
...……身心が何となくだるい...
種田山頭火 「旅日記」
...その様子と来たら、いかにもだるい、当てが外れたといった風で、何もかもつまらん、下らん、月並みだといわんばかりの顔をしている...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...そのために足がだるい...
豊島与志雄 「足」
...まだるい話だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここで兵馬は衣裳を改めて、床の間を前に端坐して、この、まだるい、悪寒(おかん)の、悪熱(おねつ)の身を、正身思実(しょうじんしじつ)の姿で征服しようと企(くわだ)てたのらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...息をするのもひだるいやうな...
原民喜 「鎮魂歌」
...ひだるい膝は前にずんのめりさうだつた...
原民喜 「火の唇」
...僕のひだるい躯を一そうふらふらさす...
原民喜 「魔のひととき」
...けだるい暑気がおとずれた...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...どちらかと云ふとまだるい...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...するとしかし夫人は、すばやくこの思い出から身をそむけて、シュピネル氏がいそいそと伸べてくれる雲の褥に、だるい、高められた気持で安らうのであった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...すこしだるいようでしょう? 今は誰でもそういう疲労感があります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...寝汗をかくと非常にだるいのだそうですね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...物を言うのもだるい気がしました...
吉川英治 「江戸三国志」
...年景の気(け)だるい神経はなぐさまないのである...
吉川英治 「親鸞」
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