...記憶力がだめになるのだ...
梅崎春生 「幻化」
...その結果、せっかく新田先生が、博士の力を利用して、モロー彗星衝突によるわが地球人類の全滅を、何とかして食いとめたいと努力をしていることが、一切だめになる...
海野十三 「火星兵団」
...軸(じく)うけがさびてだめになるだけです」「そのとおりです...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...それから先が全部だめになるところがあるゆえ...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...俊雄君と顔を合せると、しどろもどろになるし、鈴岡氏に対しては、おどおどするし、僕は、下谷の家へ行くと、だめになるのだ...
太宰治 「正義と微笑」
...だめになるだけなのだわ...
太宰治 「冬の花火」
...だめになるだけなのよ...
太宰治 「冬の花火」
...いかに完全に見えていたっていつかはだめになるはずだ――と...
モーリス・ルヴェル 田中早苗訳 「或る精神異常者」
...いつもだめになる...
種田山頭火 「其中日記」
...たとえばやや大きな地震があった場合に都市の水道やガスがだめになるというような事は...
寺田寅彦 「断水の日」
...おそらくそのために従来の物理学がことごとくだめになるような事はあるまいが...
寺田寅彦 「物理学と感覚」
...彼はすっかり甘(あま)やかされてだめになるところだった...
ロマン・ローラン 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...電気器具の類は電線を切ればすべてだめになる...
豊島与志雄 「自由人」
...万事がだめになる...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...「この仕事がだめになると...
久生十蘭 「あなたも私も」
...御所の壺前栽(つぼせんざい)の秋草の宴なども今年はだめになるでしょうね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「もうだめになるのでしょう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女房が稼げば男はだめになるなんて...
山本周五郎 「さぶ」
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