...「………」僕は年の行かない娘が踊りのお稽古(けいこ)の行きや帰りにだだをこねる時のようすを連想しながら...
岩野泡鳴 「耽溺」
...いつもあたしの方がだだをこねることになって...
豊島与志雄 「千代次の驚き」
...赤ん坊のようにだだをこねるのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...空二はだだをこねる子供のやうに頭を左右に振つてゐた...
原民喜 「雲雀病院」
...幾らでもだだをこねるがいいわ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...小児がだだをこねることをゴンボホルといい...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...小さい子供のだだをこねる時などは...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...「あたいここのうちがいい」とおとよは子供がだだをこねるように叫んだ...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...だだをこねるようなこともないが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...八風斎はだだをこねるし...
吉川英治 「神州天馬侠」
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