...「お礼はたんまりするから...
海野十三 「地中魔」
...君達にはたんまりお礼をしなくっちゃなるまいね...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...蕁麻(たんま)は本草に見えたる草(くさ)の名也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...あるいはスペイン人にたんまりもらった御礼にドン・アントニオに盛る毒は準備していたのかもしれない...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...たんまりしたものが滞っているような歯痒(はがゆ)い気持を...
中里介山 「大菩薩峠」
...右の大金をたんまりと呑んでいたばかりではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...たんまりと据膳を食って...
中里介山 「大菩薩峠」
...たんまりとせしめて...
中里介山 「大菩薩峠」
...たんまり纒(まと)まつた禮をせしめるんだと言つてゐましたがね」「ところで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...酒手はたんまりくださるとよ……早乗りだ」「おう...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...金銭的な面ではたんまり儲けたさ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...ひとりたんまり儲(もう)けていた...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...かれらはたんまりくれた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...たんまりお儲(もう)けになった上...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ポケットにたんまり金(かね)をいれて...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「うまい商売」
...たんまりと恩返しに儲けさせるから...
吉川英治 「江戸三国志」
...たんまりお酒に媚薬(びやく)を入れて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...金はまだたんまりふところに持っているふうだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??