例文・使い方一覧でみる「たんま」の意味


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...「たんまり御祝儀(ごしうぎ)を...   「たんまり御祝儀をの読み方
泉鏡太郎 「十六夜」

...いかにも金がたんまりあるかのように泰然と落着くことにした...   いかにも金がたんまりあるかのように泰然と落着くことにしたの読み方
井上貞治郎 「私の履歴書」

...たんまりお礼がもらえるからってね...   たんまりお礼がもらえるからってねの読み方
江戸川乱歩 「影男」

...君達にはたんまりお礼をしなくっちゃなるまいね...   君達にはたんまりお礼をしなくっちゃなるまいねの読み方
江戸川乱歩 「恐怖王」

...近頃たんまり懐中(ふところ)を拵(こしら)へた者に松風(しようふう)嘉定氏がある...   近頃たんまり懐中を拵へた者に松風嘉定氏があるの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...右の大金をたんまりと呑んでいたばかりではない...   右の大金をたんまりと呑んでいたばかりではないの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...酒手はたんまりくださるとよ……早乗りだ」「おう...   酒手はたんまりくださるとよ……早乗りだ」「おうの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...お主やコールジュが夢にも見たことのないやうな黄金(かね)がたんまり埋まつてをるのぢや...   お主やコールジュが夢にも見たことのないやうな黄金がたんまり埋まつてをるのぢやの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...たんまり欲しいからな...   たんまり欲しいからなの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」

...料金をたんまり払い...   料金をたんまり払いの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」

...たんまり飲ましてやれ...   たんまり飲ましてやれの読み方
林不忘 「若き日の成吉思汗」

...たんまり心付けを貰っている事ではあるが...   たんまり心付けを貰っている事ではあるがの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...「これがその曲者だな」武士はこう云って、御落胤の全貌を眺め、ぐっと凄いような声で訊問(じんもん)を始めた、「これ、其の方はなに者で、名はなんと申すか」「――へ、へ、へ……」「若殿様には早う、早う御上意遊ばされましょうぞえなあ」「黙れ女、控えおろうぞ」武士は大喝(だいかつ)した、「これ返答をしろ、其の方はなに者であるか」「あ、あた、あたい、ごやくいん……」「はっきりと申せ、なに者で名はなんというか、紛らわしきことを申すと、おのれ、容赦はせぬぞ」「あたあたあた、あたあた」御落胤はまっ蒼になり、震え上って手を合わせた、「あ、あたいは、なんにも知やないんだよ、ごめんだよ、たたた、たんまだよ、や、や、やなやな」「口も満足にきけぬのか、この馬鹿者」「そだそだ、そ、みんなねエ、そう云うんだよ、馬鹿め、うす馬鹿めってよ、ほんとだよ、柳原じゃみんな、知ってゆよ、あたいお貰いをしてたかやね、嘘つかないよ」「なんと、……なんと」武士は眼を瞠(みは)った、「其の方は柳原で乞食をしていたと申すのか」「乞食じゃないよ、おも、おも、お貰いだよ」「その辺まことに御艱難(かんなん)、まことにお痛わしき」「黙れ吾助、控えおらぬか、これ馬鹿者、それでは其の方、柳原に於(おい)て乞食をしておった、しかと左様であるか」「乞食やないって云うのにさ」うす馬鹿としては、侮辱に耐えられないのらしい、「乞食はね、源公だの房州だの太市のことだ、ほんとだよ、あたいはお貰いなんだかや、ほんとだよ、みんな知ってゆよ、阿母さんは土堤のおかんてってさ、そいつだって乞食じゃなかったんだかやね、やっぱいお貰いでしかやね、ほんとでしかや、みんな知ってゆんだかや、あたいは土堤のうす馬鹿でしかやね」「生得(しょうとく)の愚か者とみえる」武士が苦い顔をしたことは云うまでもない、「では其の方なぜ此の家へ来ておる、なぜ柳原でお貰いをしておらんのだ」うす馬鹿は、べそをかいた...   「これがその曲者だな」武士はこう云って、御落胤の全貌を眺め、ぐっと凄いような声で訊問を始めた、「これ、其の方はなに者で、名はなんと申すか」「――へ、へ、へ……」「若殿様には早う、早う御上意遊ばされましょうぞえなあ」「黙れ女、控えおろうぞ」武士は大喝した、「これ返答をしろ、其の方はなに者であるか」「あ、あた、あたい、ごやくいん……」「はっきりと申せ、なに者で名はなんというか、紛らわしきことを申すと、おのれ、容赦はせぬぞ」「あたあたあた、あたあた」御落胤はまっ蒼になり、震え上って手を合わせた、「あ、あたいは、なんにも知やないんだよ、ごめんだよ、たたた、たんまだよ、や、や、やなやな」「口も満足にきけぬのか、この馬鹿者」「そだそだ、そ、みんなねエ、そう云うんだよ、馬鹿め、うす馬鹿めってよ、ほんとだよ、柳原じゃみんな、知ってゆよ、あたいお貰いをしてたかやね、嘘つかないよ」「なんと、……なんと」武士は眼を瞠った、「其の方は柳原で乞食をしていたと申すのか」「乞食じゃないよ、おも、おも、お貰いだよ」「その辺まことに御艱難、まことにお痛わしき」「黙れ吾助、控えおらぬか、これ馬鹿者、それでは其の方、柳原に於て乞食をしておった、しかと左様であるか」「乞食やないって云うのにさ」うす馬鹿としては、侮辱に耐えられないのらしい、「乞食はね、源公だの房州だの太市のことだ、ほんとだよ、あたいはお貰いなんだかや、ほんとだよ、みんな知ってゆよ、阿母さんは土堤のおかんてってさ、そいつだって乞食じゃなかったんだかやね、やっぱいお貰いでしかやね、ほんとでしかや、みんな知ってゆんだかや、あたいは土堤のうす馬鹿でしかやね」「生得の愚か者とみえる」武士が苦い顔をしたことは云うまでもない、「では其の方なぜ此の家へ来ておる、なぜ柳原でお貰いをしておらんのだ」うす馬鹿は、べそをかいたの読み方
山本周五郎 「長屋天一坊」

...そうすればきっとたんまり日当を下さるだろうよ」「な...   そうすればきっとたんまり日当を下さるだろうよ」「なの読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...たんまり小費(こづか)いを持って...   たんまり小費いを持っての読み方
吉川英治 「大岡越前」

...たんまりと愉しみなよ...   たんまりと愉しみなよの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...それにたんまり握らせて...   それにたんまり握らせての読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...たんまり啓之助から報酬をねじ取る寸法もあってすることだ...   たんまり啓之助から報酬をねじ取る寸法もあってすることだの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「たんま」の書き方・書き順

いろんなフォントで「たんま」

「たんま」の英語の意味


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子貢   御苦労様   乗艦  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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