...この吉浦の町はずれから田圃(たんぼ)をこえて...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...少しの間田圃(たんぼ)の中の道を通るのでありますが...
土田耕平 「時男さんのこと」
...田圃(たんぼ)沿いの街道を小一里も行って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...村の人達がたんぼの仕事に出て行った後で...
豊島与志雄 「お山の爺さん」
...吉原田甫(よしわらたんぼ)は一面の霜である...
永井荷風 「里の今昔」
...田圃(たんぼ)としての面白味を充分に持ち...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...正午(ひる)にはまだ間(ま)があるうちに午餐(ひる)の支度(したく)を急(いそ)いでおつぎは田圃(たんぼ)から茶(ちや)を沸(わか)しにのぼる...
長塚節 「土」
...たんぼ道を十丁(ちょう)ばかりいくと...
新美南吉 「のら犬」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...田圃(たんぼ)の地蔵様を口説(くど)く方が楽だぜ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...田圃(たんぼ)道を來るといふ手もありますから」久六は事もなげです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...かつて神田伯龍は「吉原百人斬」の吉原田甫(たんぼ)...
正岡容 「我が圓朝研究」
...古人が有益動物を保護して田圃(たんぼ)の有害動物を駆除する自然の妙用を知り...
南方熊楠 「十二支考」
......
宮沢賢治 「烏百態」
...まだまだたんぼや畑など私鉄の窓からもながめられて...
山之口貘 「月見草」
...東は広い田圃(たんぼ)...
山本周五郎 「青べか物語」
...田圃(たんぼ)を隔てた町のほうから...
山本周五郎 「青べか物語」
...広い広い田圃(たんぼ)を見晴らした国道の途中か何かにヒョッコリ出てしまうのであった...
夢野久作 「木魂」
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