...とたんに、たんたん、じゅじゅというひびきがつづいて起り、急に上から、おさえつけられるような重くるしさを感じた...
海野十三 「太平洋魔城」
...マツクラ沢の対岸の岩側が々(たんたん)筋のように見えるから鎧(よろい)グラ(岩の転か)と呼ばれてある...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...あとは坦々(たんたん)たる道...
中里介山 「大菩薩峠」
...虎視眈々(こしたんたん)として...
中里介山 「大菩薩峠」
...笠松町は岐阜県木曽川の岸にあり)竹が鼻小唄たんたん竹が鼻よいよいよいとこ飛んでゆきたや翼(はね)欲しや飛ぶに飛ばれぬ片袖しぼるせめて雀の翼欲しや(註...
野口雨情 「おさんだいしよさま」
......
野口雨情 「螢の燈台」
...達磨さんも棚からころころたんたんたん鼠も棚からころころたんたんたん...
野口雨情 「未刊童謡」
...虎視眈々(こしたんたん)と機会を狙い...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...目の極まる限りは坦々(たんたん)とした原野つづき...
本庄陸男 「石狩川」
...たんたん、のみを打ちこむ槌(つち)の音...
本庄陸男 「石狩川」
...淡々(たんたん)...
正岡子規 「病牀六尺」
...正成は世間ばなしでもするように淡々(たんたん)とこう言った...
吉川英治 「私本太平記」
...孤君信長を繞(めぐ)って虎視眈々(こしたんたん)な一族がたくさんいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...大和郡山(やまとこおりやま)からここまでの坦々(たんたん)たる道...
吉川英治 「新書太閤記」
...坦々(たんたん)たる街道とちがい...
吉川英治 「新書太閤記」
...坂東の諸地方には摂関家の荘園、官田(かんでん)もたくさんあることですし、かたがた、陸奥にはまだ、中央の令に服さぬ俘囚(ふしゅう)の族も、強力な軍備と富力をもって、虎視たんたんと、御政治の紊(みだ)れをうかがっております...
吉川英治 「平の将門」
...虎視眈々(たんたん)と...
吉川英治 「平の将門」
...それは至極坦々(たんたん)たる日常生活のうちのものだ...
吉川英治 「文化の日」
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