...じっさいに恐竜を見たわしらでなくては...
海野十三 「恐竜島」
...ところがおいたわしいことには...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...それぞれ御惨死(ござんし)なされたのはまことにおんいたわしいかぎりです...
鈴木三重吉 「大震火災記」
...したわしくなった...
太宰治 「正義と微笑」
...戦犯容疑者としての嫌疑が晴れて釈放されたわしが...
富田常雄 「面」
...奈世の全身の重みの間におかれたわしの蹠から次第に精気の様なものが...
富田常雄 「面」
......
野口雨情 「極楽とんぼ」
...おいたわしやのこの人なき真昼...
林芙美子 「新版 放浪記」
...かれの視線がしたわしい者の視線とぶつかったとき...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...まことにいたわしい限りで...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...それでまたわしが命ぜられて仕上げたのだが...
横光利一 「旅愁」
...助けられたわしも至らない人間だったが...
吉川英治 「鬼」
...ひれ伏したわしのあたまに...
吉川英治 「私本太平記」
...その謀叛組(むほんぐみ)の先棒(さきぼう)になったわしを縛って...
吉川英治 「新書太閤記」
...御諫言(ごかんげん)に出たわしが...
吉川英治 「新書太閤記」
...「おいたわしや」「勿体ない」「なむあみだ仏――」貴賤のべつなく押し合って...
吉川英治 「親鸞」
...――三十年の懊悩(おうのう)をみぐるしゅう経てきたわしと...
吉川英治 「親鸞」
...おぼろに聞き覚えていたわしは...
吉川英治 「茶漬三略」
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