...たのしみというものの...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...然れども彼時(かのとき)は只眼にて観るの楽(たのしみ)なるのみなりしも...
関寛 「関牧塲創業記事」
...私には前云ったように窓をむいてるたのしみが...
鷹野つぎ 「窓」
...これはお嫂さんにこっそり上げましょうとたのしみにして持って来たのに...
太宰治 「雪の夜の話」
...私たのしみでならないのよ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「天才」
...そこで最後のたのしみにとっておいた味噌屋の方へ足を向けた...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...煮えつく楽鍋(たのしみなべ)に杯泉(はいせん)の水を加(さ)したり...
広津柳浪 「今戸心中」
...それが、先ず、たのしみだ...
古川緑波 「神戸」
...これが人気で楽屋じゃ此の場をたのしみにしてゐる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...たのしみでもあるが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
......
正岡子規 「曙覧の歌」
...なによりのたのしみでした...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...いろいろと新らしいたのしみがはやり...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...簡素なたのしみもそこに青春の男女があれば...
宮本百合子 「悔なき青春を」
...夏休みの間からたのしみにしていた...
宮本百合子 「九月の或る日」
...メレジェコフスキーのレオナルド、それから新書でやはり出る児島喜久雄の『レオナルド伝』へも連関させ、書くの、たのしみです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...友松と会ってからの彼は、いよいよ明るい面(おも)もちに返って、南宋(なんそう)北宋(ほくそう)の画風を問い、東山殿(ひがしやまどの)の好みと土佐の絵所の比較を論じ、また近世の山楽などの狩野調(かのうちょう)から和蘭陀絵(オランダえ)の影響などにいたるまで、その方面にも日頃から浅からぬ修養のあるところを洩らして、ひいてはなお、「自分も、老後にでもなったら、清閑をたのしみ、童学のむかしに返って、絵でも描いてみたいと思う...
吉川英治 「新書太閤記」
...一同のたのしみでもあり...
吉川英治 「源頼朝」
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