...モウ二月越(ふたつきごし)下宿料を一文も入れてないので...
石川啄木 「病院の窓」
...「七八両月(ふたつき)は休んで九月には何か賑(にぎ)やかにやりたいと思っております...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...蒲團を被(かぶ)つて寢たつきり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...中氣で二年越し寢たつきりですから」「その文治は醫者からの歸りに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二年前からは寢たつきりで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それから二月(ふたつき)もたたない中にリャザーニの森林地帯に物取り強盗の一団が現われたのです...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...たつきに困ればとて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...わたしの病気(いたつき)の種を...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...どうだんべなえ本家……おれは思ふんだ……親父はおれを生(な)したつきり何もしてくれなかつたが...
水野仙子 「醉ひたる商人」
...こころわれはわが心の萌ざしを売り佗びしきたつきの代となす...
室生犀星 「忘春詩集」
...徳利(とっくり)や蓋附壺(ふたつきつぼ)などに見るべきものがあります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...何なと生活(たつき)の道を見つけてくれい...
吉川英治 「私本太平記」
...前面の肩衝山(かたつきやま)...
吉川英治 「私本太平記」
...浮草のような生活(たつき)の中にも...
吉川英治 「私本太平記」
...何かの生業(たつき)と保護を得られ...
吉川英治 「私本太平記」
...この二月(ふたつき)程は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...現在(いま)の活計(たつき)を棄てるわけにはゆかぬ」と答えた...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...およそ何日ごろになりましょうな」「まず二月(ふたつき)か三月(みつき)ほど後であろう」「たいそうお手間がとれるんですね」「聞けば...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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