...彼の信頼に十分報(むく)いることが出来ようと自信たっぷりだった...
海野十三 「毒瓦斯発明官」
...光枝はたっぷり皮肉(ひにく)をいわれた...
海野十三 「什器破壊業事件」
...たっぷり一ヶ月を費した...
江戸川乱歩 「心理試験」
...珈琲店では新しい話の種がたっぷり出来た...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...嫌悪感たっぷりに「いやです」と言ってくだされば...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...たっぷり三刻あります」平次はいつの間にやら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...たっぷり芝居をする...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...お金をたっぷり持った高い身分の...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...今晩たっぷり教訓を学んだし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...年にそぐわない厭味たっぷりの姿を見るとすぐお君は...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...そのような心持で書ける生活の心持がたっぷりとあること...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...机の上にも奇麗な花をたっぷりいけて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...夕食後相当な間隔((c)例えばたっぷり三時間くらい)(b)をおかなければ床につくことも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...女史の愛嬌たっぷりな如何にも魅力に富んだ面にもかかわらず...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...ミシンの請負からあがる利益で主人夫婦はたっぷりと暮し...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
...旅費の金もたっぷり用意したらしい...
山本周五郎 「ひとごろし」
...忘れないでいて欲しいな」思い入れたっぷりな言い方だった...
吉川英治 「私本太平記」
...それにたっぷり石灰がふくませてある...
吉川英治 「新・水滸伝」
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