...見しらぬ世界のまっただ中へとびこんだひとりぼっちの心細さ――というようなものが...
海野十三 「三十年後の世界」
...しかし彼等の真ただ中に...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...敵(てき)あるその日(ひ)ふりくる矢(や)だまのただ中(なか)をおかしてすすみて国(くに)のためつくせや男児(だんじ)の本分(ほんぶん)を...
壺井栄 「二十四の瞳」
...まさに放たんとするエーナールの弓のただ中にあたって弓は両断する...
寺田寅彦 「春寒」
...』 140數多の船のただ中にテチス並にアキリュウス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ただ中心の深い穴だけだ...
豊島与志雄 「聖女人像」
...そのまっただ中を...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...このような孤独のただ中での彼女のふしぎな蘇生(そせい)...
堀辰雄 「菜穂子」
...ただ中国の白楽天(はくらくてん)の詩集に...
牧野富太郎 「植物知識」
...嫉妬深い油断なき競争の真ただ中に位置を占めているので...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...戦争に出て捨身になって敵のただ中に切り込んだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我らはこの広大無辺のただ中に数限りなき物事を発見することとなるべし(キケロ)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ただ中心を食事の共同においたこれまでの節日の考え方が古びて...
柳田国男 「年中行事覚書」
...そのような時代のまっただ中に...
夢野久作 「暗黒公使」
...ただ中腹から仰ぐ憧憬の焦點であるが故に頂上の尊敬はあるのであつて...
吉川英治 「折々の記」
...しかもぐんぐんとそのまに岸から揚子江(ようすこう)のただ中へと離れて行くのである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...N君はこの「門」のただ中に立って...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...そういう形勢のただ中へ...
和辻哲郎 「鎖国」
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