...よごれた、薄い袍(どてら)に手ぬぐいの帯をしめた、目のただれた、おばあさんもあった...
芥川龍之介 「水の三日」
...木村を勝手気ままにこづき回す威力を備えた自分はまただれに何者に勝手にされるのだろう...
有島武郎 「或る女」
...赤ただれたせなかをしていました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...目のただれた泥酔者も...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...赤くただれた夕陽がぽっかりと浮んでいた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...工女の手にただれの出来るのが甚だ少なくなった...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...赤くただれていた...
高見順 「いやな感じ」
...あるいは庭のこのあたりにいただれかです――まず一時間前までのあいだにですよ?」「いや」と医者はきつぱり言つた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...まただれがその心像の由来の合理的説明を要求するであろうか...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...野獣のような彼女の体に抑えることが出来ない狂暴の血が焦(や)けただれたように渦をまいていた...
徳田秋声 「あらくれ」
...まただれの手助けによってだったかは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...どこでまただれから創(つく)られたともわからず...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...満面が焼けただれて...
中里介山 「大菩薩峠」
...写真版で見ただれかの肖像に似ている...
夏目漱石 「三四郎」
...眼のふちはただれ...
林芙美子 「浮雲」
...ちょっとただれたとか...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「予言者の家で」
...「いぶかしい火である」夜空はいよいよ真っ赤に焦(こ)げただれるばかりだった...
吉川英治 「三国志」
...あくなき色慾にただれ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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