...ただしそれが何(ど)うあろうとも...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...このあわただしい船の別れを惜しむように...
有島武郎 「或る女」
...慌(あわ)ただしいスリッパの音がしどろもどろに乱れながら遠のいて行った...
梅崎春生 「風宴」
...ただし画家の僕から見て...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...それを責(せ)めただしてこさせたいと思うが...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...幸か不幸か昔からありとあらゆる種類や型式の殺人事件の数が実におびただしい多数に上っており...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...彼女はその事柄を落ち着き払って問いただした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あなたから聞きただして頂けませんでしょうか...
豊島与志雄 「古井戸」
...ただし促音は書きあらわしてない)...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...ただし、志貴子をまごつかせようというのは、それがすんだ後の観楓亭の「跡見(あとみ)」の茶会のほうなの...
久生十蘭 「姦(かしまし)」
...圓朝はおびただしい御祝儀をいただいた...
正岡容 「小説 圓朝」
...ただし『今昔物語』十一や『弘法大師行化記(ぎょうけき)』に...
南方熊楠 「十二支考」
...ただし、生命(いのち)だけは別...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ただしそれには、予め当市の元老院ともいうべき六百人会議が自殺希望者の理由を承認することを必要とした...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...両の手はただしく膝においていた...
吉川英治 「私本太平記」
...気息(きそく)をただし...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ちょっとその直立をただした...
吉川英治 「新・水滸伝」
...おびただしい見物の混雑はふせぎきれまいとのことでな……」「なるほど」巌流は...
吉川英治 「宮本武蔵」
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