例文・使い方一覧でみる「ただ」の意味


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...啻(ただ)に二三子に止らざりしを以て...   啻に二三子に止らざりしを以ての読み方
芥川龍之介 「開化の殺人」

...ただ彼等はその「事實」のどれだけも尊いものでないことを併せ知つてゐた...   ただ彼等はその「事實」のどれだけも尊いものでないことを併せ知つてゐたの読み方
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」

...いち早くただ一人...   いち早くただ一人の読み方
伊藤永之介 「押しかけ女房」

...ただ孔乙己(こういっき)が店に来た時だけ初めて笑声を出すことが出来たので...   ただ孔乙己が店に来た時だけ初めて笑声を出すことが出来たのでの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「孔乙己」

...よく相談して見て呉れと云ふただけ...   よく相談して見て呉れと云ふただけの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...「ただ今忍歯王(おしはのみこ)がおいでになりまして...   「ただ今忍歯王がおいでになりましての読み方
鈴木三重吉 「古事記物語」

...やっぱりただの仲好しや思てるやろうと...   やっぱりただの仲好しや思てるやろうとの読み方
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」

...ただ癪に触ることがあるから母のところに帰って店を休んでいる...   ただ癪に触ることがあるから母のところに帰って店を休んでいるの読み方
近松秋江 「霜凍る宵」

...図抜けて頭のいいよく出来るただの学士も捜せばいくらでも居るであろう...   図抜けて頭のいいよく出来るただの学士も捜せばいくらでも居るであろうの読み方
寺田寅彦 「学位について」

...ただ事実をじっと考えたかった...   ただ事実をじっと考えたかったの読み方
豊島与志雄 「反抗」

...其処にただ一つの出口を持ってるかのようである...   其処にただ一つの出口を持ってるかのようであるの読み方
豊島与志雄 「真夏の幻影」

...ただ不思議な事にはいつの間にか眼が潰(つぶ)れて...   ただ不思議な事にはいつの間にか眼が潰れての読み方
夏目漱石 「夢十夜」

...ただ呆気(あっけ)に取られるばかり...   ただ呆気に取られるばかりの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...その人の心眼に何がうつったか? ただ...   その人の心眼に何がうつったか? ただの読み方
長谷川時雨 「九条武子」

...その顔にはただ激しい焦慮の色が漂ひ...   その顔にはただ激しい焦慮の色が漂ひの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」

...ただかかる不自然さが蔓(はびこ)るばかりに...   ただかかる不自然さが蔓るばかりにの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...やがて赤々と沈む陽をただ見ていた...   やがて赤々と沈む陽をただ見ていたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...だからふだんは凡(ただ)の問屋でも...   だからふだんは凡の問屋でもの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「ただ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ただ」

「ただ」の英語の意味


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