例文・使い方一覧でみる「たじろぐ」の意味


スポンサーリンク

...矢部はたじろぐ風も見せずに平気なものだった...   矢部はたじろぐ風も見せずに平気なものだったの読み方
有島武郎 「親子」

...アノ卓子(テーブル)を俺が別の場所へ取除けちやつたら怎(どう)だつたらう? 女は二三歩後にたじろぐ...   アノ卓子を俺が別の場所へ取除けちやつたら怎だつたらう? 女は二三歩後にたじろぐの読み方
石川啄木 「病院の窓」

...すこし無躾(ぶしつけ)なくらいにまじまじと風態(ふうてい)を見すえるとその男はべつにたじろぐ気色(けしき)もなくよい月でござりますなとさわやかなこえで挨拶(あいさつ)して...   すこし無躾なくらいにまじまじと風態を見すえるとその男はべつにたじろぐ気色もなくよい月でござりますなとさわやかなこえで挨拶しての読み方
谷崎潤一郎 「蘆刈」

...「おう――」絶望の叫びで土方は島田のために太刀を打ち落されてたじろぐところを...   「おう――」絶望の叫びで土方は島田のために太刀を打ち落されてたじろぐところをの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...たじろぐ眼の前へ夜霧の煙幕...   たじろぐ眼の前へ夜霧の煙幕の読み方
野村胡堂 「幻術天魔太郎」

...たじろぐ隙に平次は...   たじろぐ隙に平次はの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...たじろぐ隙(すき)に擦り抜けると...   たじろぐ隙に擦り抜けるとの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...たじろぐ色もなく真名古の方に走り寄って来る...   たじろぐ色もなく真名古の方に走り寄って来るの読み方
久生十蘭 「魔都」

...たじろぐ浜川――「長崎屋...   たじろぐ浜川――「長崎屋の読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...たじろぐところが生じるのですね...   たじろぐところが生じるのですねの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...それらの品を見てもたじろぐようすは少しもなかった...   それらの品を見てもたじろぐようすは少しもなかったの読み方
山本周五郎 「季節のない街」

...軽き眩暈(めまひ)に身はたじろぐ...   軽き眩暈に身はたじろぐの読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」

...「船頭、何をたじろぐ...   「船頭、何をたじろぐの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...たじろぐような眉をした...   たじろぐような眉をしたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...あいにくのおりと、立ちたじろぐ...   あいにくのおりと、立ちたじろぐの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...たじろぐ隙に、弦之丞は、死骸のつかんでいる鞘をとり、それを下段に、白刃を片手上段に持って、四、五たび廃寺の廊下を駆け廻っていたが、やがて、お綱の姿をチラと見て、庫裏(くり)の裏手へ飛び下り、大竹藪の深い闇へ、ふと、影をくらましてしまった...   たじろぐ隙に、弦之丞は、死骸のつかんでいる鞘をとり、それを下段に、白刃を片手上段に持って、四、五たび廃寺の廊下を駆け廻っていたが、やがて、お綱の姿をチラと見て、庫裏の裏手へ飛び下り、大竹藪の深い闇へ、ふと、影をくらましてしまったの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...医師団の質問にたじろぐことなく一言も漏らさないでいたのだ――そう...   医師団の質問にたじろぐことなく一言も漏らさないでいたのだ――そうの読み方
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」

...苦痛にドーブレクのたじろぐ暇に得たりとばかりルパンは身を起して奮然彼の喉に突きかかった...   苦痛にドーブレクのたじろぐ暇に得たりとばかりルパンは身を起して奮然彼の喉に突きかかったの読み方
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」

「たじろぐ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「たじろぐ」

「たじろぐ」の英語の意味


ランダム例文:
お先走り   四つ目垣   艶々した  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
線状降水帯   体脂肪率   脂肪肝  

スポンサーリンク

トップへ戻る