...水夫達は堂々たる筋骨たくましい者共で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...たくましい鉢巻をすると...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...ある人々は前者――すなわちニュース――に対してたくましい食欲と非常に強健な消化器とをもっていて...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...これから世の中へたくましい腕九月十七日電車で五日市へ行き...
種田山頭火 「行乞記」
...『ミーチャ』がたくましい手で弟の肘(ひじ)をつかんで...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...何(なん)んでせう?」奧(おく)さんはたくましい青木さんの肩(かた)に片手(かたて)をかけたまゝこびるやうにその顏(かほ)を見(み)上げた...
南部修太郎 「夢」
...たくましい望みをのべました...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...キャラコさんは秋作氏のたくましい肩をながめながら...
久生十蘭 「キャラコさん」
...そのたくましい首を垂れて...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...――昼寝の夢がたくましいのか? 呼んでも呼んでも小鐘の返事はなかつた...
牧野信一 「奇友往来」
......
槇村浩 「同志古味峯次郎」
...かれの本性が決してたくましい性質のものではないこと...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...「ヤアシュウ」とよばれる例のたくましい若者は...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...おそるべくたくましい民衆の子だった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...たくましい鍛冶屋の兄弟がいた...
柳田国男 「故郷七十年」
...そのたくましい伸びを待つこそ...
吉川英治 「私本太平記」
...その盲目的な勢いとたくましい体の下に勾当の内侍をねじふせていた...
吉川英治 「私本太平記」
...その腕はたくましいけれども白い...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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