...たくましい巡査を呼びとめました...
芥川龍之介 「河童」
...仁王(におう)のようなたくましい君の肉体に...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...たくましい仔馬は父の手を振りほどき...
犬養健 「亜剌比亜人エルアフイ」
...見るからにたくましい体格であった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...たくましい腕にはでっかい妙な入墨をしている...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...大尉はたくましいうでをなでまわした...
海野十三 「海底大陸」
...たくましい水兵たちは...
海野十三 「太平洋魔城」
...たくましいこえで...
海野十三 「爆薬の花籠」
...たくましいクレーンの群(むれ)が黒々と聳(そび)え立って...
大阪圭吉 「カンカン虫殺人事件」
...そこへ一人のたくましい男が移転用の大型の荷馬車をひいて来た...
薄田泣菫 「茶話」
...しかも決して貧乏にならない人間――もしかつて夢想されたようにそういう人間がはたしているものならば――そういう強くたくましい性質の者にわたしは規矩を押しつけようとする気はない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...たくましい男が四五人のつてるボートが...
豊島与志雄 「シロ・クロ物語」
...荷造り用のたくましい麻縄です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...たくましい金五郎のひろい肩のうえに...
火野葦平 「花と龍」
...たくましい大きな拳固の雨があとからあとから降ってきた...
正岡容 「寄席」
...たくましい黒い姿となって...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
...その盲目的な勢いとたくましい体の下に勾当の内侍をねじふせていた...
吉川英治 「私本太平記」
...いや人一倍たくましい親鸞の肉体の中には...
吉川英治 「親鸞聖人について」
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