...にえたぎるような...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...またフライパンのたぎるような雑音である...
寺田寅彦 「蓄音機」
...火山の火口の奥から聞こえて来る釜(かま)のたぎるような音なども思い出す...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...ものの煮えたぎるような音を立てながら細かく震動している...
寺田寅彦 「備忘録」
...何か沸々(ふつふつ)とたぎるような音がしはじめ...
火野葦平 「糞尿譚」
...裏口へ廻って湯玉のたぎるような熱湯をたたえた洗足盥(だらい)を抱えてきた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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