...たかだかと海のうえにおのぼりになりますと...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...たかだか堰(せき)でめだかを極(き)めるか...
泉鏡花 「海異記」
...……たかだかは人間同士...
泉鏡花 「海神別荘」
...)たかだか短篇二つや三つの註文で...
太宰治 「虚構の春」
...たかだか二万法(フラン)の借金にも...
太宰治 「虚構の春」
...たかだか一個の肉体を...
太宰治 「火の鳥」
...彼は人間の種(しゅ)の改良に努力しているんだから、そうした彼の眼から見ればわれわれなんぞ、たかだか奴隷か、砲火の餌食、乃至駄獣にしきゃ見えんのだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...殘るはたかだかかかる共同への努力のみとならう...
波多野精一 「時と永遠」
...玄関をたかだか蠅でも飛び過ぎたくらいにしか思わず...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...たかだか五ルーブリ半ぐらいしか残らないことになる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...たかだかそれは、和船や底の浅い川崎船などの廻漕にのみ役立つ波止場になっていた...
本庄陸男 「石狩川」
...それ故に懐疑論はたかだか観想の立場において可能であるのみであって...
三木清 「哲学入門」
...それはたかだか歴史が周期的に...
三木清 「歴史哲學」
...連日満員であってもたかだか...
三好十郎 「恐怖の季節」
...たかだか、低級きわまる、ゴロツキとしての虚栄心がチットばかり満たされるだけだ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...同一の判断がたかだか十五年か二十年の間に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...……たとえ楠木が追討ちかけて来たところで、千早の兵は、たかだか一千...
吉川英治 「私本太平記」
...たかだか受け皿を手に持って風呂屋まわりをしたり...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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