...かるくその厚意(こうい)を謝(しゃ)したうえで...
海野十三 「海底大陸」
...服をとりかえられたうえ...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...よくいいきかせたうえ...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...江戸間近の横浜で幕府の勢力を示すことの危険を暗示したうえ...
服部之総 「尊攘戦略史」
...仏教は印度教(波羅門教)の興隆で大打撃を受けたうえ...
久生十蘭 「新西遊記」
...壊血病であわや死籍に入りかけるほどの苦楚をなめたうえ...
久生十蘭 「南極記」
...家財道具まで奪いとったうえで...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...それがよくわかったうえにしないと...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...自分が殺されることを予想したうえでないと手が出せません...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...恥をかいたうえに勘定を払うためにか...
山本周五郎 「青べか物語」
...一人は死に二人は半年ばかり療養したうえ...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...幾たびか訪問したうえ...
山本周五郎 「季節のない街」
...そこもとから汲田へ話したうえ...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...「拾ったうえに、うどんの一杯ぐれえ、ふるまってくれるかもしれねえ」「三公、喧嘩(けんか)はよしとくれ」と、娘が云った...
山本周五郎 「花も刀も」
...空の一升徳利を取出したうえ少し時を計って...
山本周五郎 「風流太平記」
...――それよりは拙者がいま、鬮(くじ)を作るから、鬮を引いて、先鋒と後詰めの任をきめられては如何か」「なるほど、それも一案」と、王忠も劉岱と同意したので、異存なくばと、念を押したうえ、軍使は二本の鬮をこしらえて二人に引かせた...
吉川英治 「三国志」
...そうだんをしてみたうえじゃ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...留学をゆるしたうえで...
吉川英治 「親鸞」
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