...あなたはたいそうな学者でおいでになりますな...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...たいそうなごきげんでした...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...もうその辺(へん)は塀(へい)が生垣(いけがき)になっておりましたので父は生垣のすこしまばらになっている隙間(すきま)から中をのぞいてどういうわけか身うごきもせずにそのままそこをはなれないものでござりますからわたくしも葉と葉のあいだへ顔をあててのぞいてみましたら芝生(しばふ)や築山(つきやま)のあるたいそうな庭に泉水がたたえてありまして...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...」「なぜそう思うのかね?」「女のたいそうな懸念を他にどう説明できよう? 二番目の夫を入れまいとしたのだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「土色の顔」
...たいそうな御褒美を下さるという御触れじゃありませんか」「なんだその事か...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...相手の仕掛けが見ておきてえ」「たいそうな勢いだな」「なアにそれほどでもありませんがね」ガラッ八はすっかり面白くなった様子です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...修道士(しゅうどうし)たちはクリナーンのたいそうなお宝(たから)をうけついだのだとうわさされた...
ダグラス・ハイド Douglas Hyde 館野浩美訳 「クリナーンの御殿」
...娘たちをたいそうなぐさめました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...源氏の家で行なわれることは自然にたいそうなものになってしまうのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...たいそうな音楽ではないが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...たいそうな恰好(かっこう)をした舅(しゅうと)が席に出ていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...傷口からはたいそうな血が出ておりました...
森鴎外 「高瀬舟」
...ふたりはたいそうなかよくくらしていました...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「十二人兄弟」
...奥ではあなたはたいそうな評判ですもの...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...けれどもそれで酔いがさめるというほどごたいそうなわけでもなかったんだが...
山本周五郎 「陽気な客」
...たいそうな数(かず)の...
吉川英治 「私本太平記」
...お腕はたいそうなものだと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...たいそうな人気だったそうである...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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