例文・使い方一覧でみる「ぞろぞろと」の意味
スポンサーリンク...ぞろぞろとそのあとを追う... 
犬田卯 「荒蕪地」
...ぞろぞろと出てきた...
海野十三 「脳の中の麗人」
...ぞろぞろと大ぜいの新聞記者が...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...少年たちも桂君といっしょにぞろぞろと門内にはいり...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...ぞろぞろと従（つ）いて来た子供達は不安そうな眼で...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「美人鷹匠」
...五フランか十フランかの安淫売がぞろぞろとぶらついている...
大杉栄 「日本脱出記」
...それで人がぞろぞろと出る...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...街路（そと）はぞろぞろと身動きもならぬほどの人通りである...
近松秋江 「うつり香」
...「救（たす）けてくれい」「ああ……」技術員も、雑役夫たちも、今は全く手の下しようもなく、悲鳴をあげていたが、やがて彼等は、ぞろぞろと、博士の方へやって来た...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...衆（みんな）はぞろぞろと棺の側へ寄って行った...
徳田秋声 「足迹」
...ぞろぞろと遠ざかって行くその足音は...
橋本五郎 「地図にない街」
...そのうちに隣組の女達がぞろぞろと台所にやつて来た...
原民喜 「壊滅の序曲」
...ぞろぞろと人間の足は歩いた...
原民喜 「鎮魂歌」
...ぞろぞろと見物に行く男もあった...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...ぞろぞろと彼に侍（かしず）く人々の先に立って...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...ぞろぞろと編笠（あみがさ）が七ツばかり...
吉川英治 「神州天馬侠」
...近侍たちとともにぞろぞろと入って行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...ぞろぞろと行くのだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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