...ぞろぞろとそのあとを追う...
犬田卯 「荒蕪地」
...告別式がすんで私達は天願氏の部屋にぞろぞろと集った...
梅崎春生 「風宴」
...内容物をぞろぞろと取り出して見せた...
海野十三 「海底都市」
...赤蟻(あかあり)がぞろぞろとはいあがってきた...
海野十三 「恐竜島」
...その中から生物がぞろぞろ出てきたことは...
海野十三 「三十年後の世界」
...身延(みのぶ)のほうからも参詣人が昼も夜もひっきりなしにぞろぞろやって来るのだ...
太宰治 「黄村先生言行録」
...ぞろぞろ人がとおっていた...
太宰治 「古典風」
...ぞろぞろ下りて這入りこむ...
谷譲次 「踊る地平線」
...細君は長い寝間着の裾(すそ)をぞろぞろ引(ひ)き擦(ず)って歩くので...
谷崎潤一郎 「途上」
...時にはその後から一行がぞろぞろと並んで続いて行つたり...
田山録弥 「草道」
...ぞろぞろ帰る人も見受けられたにかかわらず...
徳田秋声 「挿話」
...自己が亡くならんとしつつある名誉を回復せんと森の方(かた)にぞろぞろ行く...
夏目漱石 「虞美人草」
...ぞろぞろと例の役人連が帽子をとったままついて行く...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ぞろぞろと籾蔵(もみぐら)の前の空地へ出て行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...やがてぞろぞろ帰ってしまった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ぞろぞろ従(つ)いて来たり...
吉川英治 「日本名婦伝」
...虫螻(むしけら)のようにぞろぞろと...
吉川英治 「松のや露八」
...会葬者がぞろぞろと帰って行きます...
和辻哲郎 「土下座」
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