...聞くのもぞっとするような啼声(なきごえ)をたてて...
海野十三 「怪塔王」
...――骨の髄までも何だかぞっとするようなところですね...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...ぞっとするようなものを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...見ただけでもぞっとするような恐ろしい怪物が...
豊島与志雄 「手品師」
...ぞっとするような感じなんだ...
豊島与志雄 「道連」
...室の中には何とも言えぬ恐ろしいぞっとするような静けさがたたえていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ツイぞっとするような心淋しい晩です...
野村胡堂 「悪人の娘」
...ぞっとするような陰気な絵面ばかりなので春亭もあまり絵筆を持つ気がしなかったほどであったが...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...腐臭をたてるぞっとするような肉だけだ...
久生十蘭 「海難記」
...なにかぞっとするようないやらしさがあった...
久生十蘭 「金狼」
...ぞっとするような気狂いじみた発揚状態が一同の上へやって来た...
久生十蘭 「地底獣国」
...ぞっとするような海緑色の氷床と無間(むげん)の闇をひそめた底知れぬ氷河の亀裂で...
久生十蘭 「南極記」
...ぞっとするような汚い海の面(も)を鴎が低く飛びちがっていた...
久生十蘭 「ノア」
...岸壁とウイルソン号の間は雑物をうかべたぞっとするような汚い海で...
久生十蘭 「復活祭」
...ぞっとするような...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...この暗示(ヒント)でぞっとするような迷信が一つこさえられるぜ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...ぞっとするような奇声をあげて襲いかかり...
山本周五郎 「風流太平記」
...ぞっとするような菌類の青白さを持つものもあった...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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