...ぞっとするような高い声で笑いました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...最もぞっとするような仮面をつくり上げる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...折々ぞっとするようなことがあったからです...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...ぞっとするような感じなんだ...
豊島与志雄 「道連」
...千穂子は何と云う事もなくぞっとするようなものを感じた...
林芙美子 「河沙魚」
...ぞっとするようなものがいたるところに感じられる時節であった...
原民喜 「翳」
...ぞっとするような氷の青い壁が...
久生十蘭 「白雪姫」
...ぞっとするような海緑色の氷床と無間(むげん)の闇をひそめた底知れぬ氷河の亀裂で...
久生十蘭 「南極記」
...それはそのとき次第ですわ」というとぞっとするような猥(みだ)らがましい流眄(ながしめ)をつかいながら...
久生十蘭 「ハムレット」
...怒ったときはぞっとするような悪相になる」一八一八年の春...
久生十蘭 「フランス伯N・B」
...ぞっとするような冷い眼付で相手を見た...
久生十蘭 「無月物語」
...なおさらぞっとするような画――それらの画(それはいまなお...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...あのぞっとするようなネズミの進軍を見ましたよ...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...――顔にかけてある布のぞっとするような白さ...
山本周五郎 「おばな沢」
...ぞっとするような悲鳴をあげて...
山本周五郎 「風流太平記」
...そしてぞっとするような微笑が...
山本周五郎 「めおと蝶」
...ぞっとするような気分におそわれたものであった...
山本周五郎 「山彦乙女」
...古のナコト写本が囁く凍てつく荒野のカダスにも極めて現実的でぞっとするような意味があるのかもしれないのだ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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