...がその重きをなしている点が違っていると思います...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...この方には趣向を主として実物には重きを置きませんからまず百円の見積り……足りない所は各自(てんで)の所持品を飾っても間に合わせるという考えです...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...浮浪少年らの中で重きをなす原因にはきわめて種々なものがある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...其(そ)が重き瞼の下に...
永井荷風 「夜あるき」
...花の香(か)さえ重きに過ぐる深き巷(ちまた)に...
夏目漱石 「虞美人草」
...地獄の闇(やみ)ぞ」とルーファスは革に釣る重き剣に手を懸けてするすると四五寸ばかり抜く...
夏目漱石 「幻影の盾」
...余の如く機械的の便利には夫程(それほど)重きを置く必要のない原稿ばかり書いているものですら...
夏目漱石 「余と万年筆」
...ゆえにいずれの大学においても著名の学者あるいは実務家を一名ないし二名招待して式のうちの最も重きものとする...
新渡戸稲造 「自警録」
...明治絵画の基礎をつくつた人として重きをなされたには相違ないが...
菱田春草 「画界漫言」
...特に蛙に重きを置くは固より取るに足らざる謬見(びゅうけん)のみ...
正岡子規 「古池の句の弁」
...」「重きを置くか...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...作者自身あんまり重きを置いて居られないらしく見える...
宮本百合子 「紅葉山人と一葉女史」
...その「ドラマ」となるは人を主とすること重きときなり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...瞼に重きうたた寐を払いのけて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ある人は歴史的に貴重だということに重きを置き...
柳宗悦 「日本民藝館について」
...やはり軍部に重きをなしているのは依然...
吉川英治 「三国志」
...いよいよ自分の任の重きを感じた...
吉川英治 「新書太閤記」
...世人の重き宝を盗もうと思い...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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