...体がぞくぞくするような寒さで...
梅崎春生 「狂い凧」
...小八は背筋がぞくぞくするけれども窪地のむこうにやった眼は動かさなかった...
田中貢太郎 「立山の亡者宿」
...背中がぞくぞくするほどだつたから...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...ぞくぞくするような嬉しさは昨夜と変りなく...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...体がぞくぞくするほど厭であった...
徳田秋声 「足迹」
...脊筋がぞくぞくするよ...
林芙美子 「クララ」
...ぞくぞくするような気分で浮き立ちながら歩いていた...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...思つただけでもぞくぞくするわ!さう言いながらも彼女は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...ぞくぞくするほど好い気持ちなの...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...胸がぞくぞくする程でしたわ」村木博士の眼も少しうるんで来た...
平林初之輔 「人造人間」
...ぞくぞくする話をするはめになった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...ぞくぞくする興奮を感じ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...ぞくぞくするほど下っていた...
本庄陸男 「石狩川」
...「へんにぞくぞくするじゃあねえか...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
...この人も戦って来た兵隊のひとりかと思うと、日吉は、頭に載(の)せられている鎖籠手(くさりごて)の重い手も、ぞくぞくする程、光栄なここちがした...
吉川英治 「新書太閤記」
...僕にはこの気持がぞくぞくするほど...
蘭郁二郎 「魔像」
...背中がぞくぞくするのは……」蜥蜴――「俺だい」蚯蚓(みみず)Le Verこいつはまた精いっぱい伸びをして...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...背中がぞくぞくするのは?蜥蜴(とかげ)――おれだい...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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