...三尺といっちゃ、聴いただけでも、ぞくぞくするね...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...なんだかぞくぞくするほどうれしくなってくるのです...
江戸川乱歩 「大金塊」
...わっしは絞首台のことを思うとぞくぞくするんでさ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...ぞくぞくするわい...
太宰治 「津軽」
...小八は背筋がぞくぞくするけれども窪地のむこうにやった眼は動かさなかった...
田中貢太郎 「立山の亡者宿」
...背中がぞくぞくするほどだつたから...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...ぞくぞくするような嬉しさは昨夜と変りなく...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...ぞくぞくする」と細長い髯(ひげ)を襟(えり)のなかに埋(うず)めた...
夏目漱石 「虞美人草」
...背中のぞくぞくするほど温度の低い空気に堪(た)えなかった...
夏目漱石 「門」
...そのぞくぞくするやうな心臟のよろこび...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...脊筋がぞくぞくするよ...
林芙美子 「クララ」
...ぞくぞくする話をするはめになった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...奇妙でぞくぞくする光景だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「バブル崩壊」
...ぞくぞくするほど下っていた...
本庄陸男 「石狩川」
...ぞくぞくする懸命な異体のわからない昂奮(こうふん)をかんじた...
室生犀星 「童子」
...「へんにぞくぞくするじゃあねえか...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
...体じゅうがぞくぞくするような欣(よろこ)びに襲われてもいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...背中がぞくぞくするのは?蜥蜴(とかげ)――おれだい...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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