...ぞくぞくしてきました...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...なんだかぞくぞくするほどうれしくなってくるのです...
江戸川乱歩 「大金塊」
...背中がぞくぞく寒くなってきました...
江戸川乱歩 「大金塊」
...ぞくぞく嬉しいのだ...
太宰治 「乞食学生」
...漁師は嬉しさがぞくぞくとこみあげて来た...
田中貢太郎 「月光の下」
...小八は背筋がぞくぞくするけれども窪地のむこうにやった眼は動かさなかった...
田中貢太郎 「立山の亡者宿」
...ぞくぞくと身振いを感じ...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...薄着の身はぞくぞくと冷えこむ...
豊島与志雄 「ヘヤーピン一本」
...奇妙でぞくぞくする光景だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「バブル崩壊」
...これほど明瞭にぞくぞくと肌身に迫って来る『この時世』...
本庄陸男 「石狩川」
...それの箱をはこぶ手傳女のほかには、この家には誰もゐないらしく、私は人間がしたしみを持つて愛してゐない屋敷といふものの含む寒む氣をからだに、ぞくぞく感じた...
室生犀星 「渚」
...足もとをぞくぞくさせる...
横光利一 「欧洲紀行」
...仮縫を身に合せ旁(かた/″\)巴里(パリイ)見物に続続(ぞくぞく)遣つて来ると云ふ段取(だんどり)である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...簇々(ぞくぞく)とかたまり合って駆けて来る具足のひびきも耳を搏(う)つ...
吉川英治 「上杉謙信」
...ぞくぞく縛(から)められて来た人間で埋まった...
吉川英治 「私本太平記」
...新田勢はぞくぞく藤沢の宿へこみ入って来た...
吉川英治 「私本太平記」
...ぞくぞく到着して...
吉川英治 「新・水滸伝」
...簇々(ぞくぞく)と芽(め)となり...
吉川英治 「親鸞」
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