...仏弟子(ぶつでし)にも似合わぬ増長慢(ぞうじょうまん)じゃ...
芥川龍之介 「俊寛」
...いたずら小僧(こぞう)がふたり...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「すずの兵隊さん」
...噪々(そうぞう)しい...
泉鏡花 「海城発電」
...親属故旧(こきゅう)の音信贈遺(ぞうい)一両ばかり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...箒と払塵(はたき)と雑巾(ぞうきん)とを持った女中が...
豊島与志雄 「反抗」
...子供と猫はあまやかすほどぞうちやうする...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
...男が悪口する以上な憎悪(ぞうお)の目をもって眺めさげすみました...
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」
...(第六十一圖(だいろくじゆういちず))第六十一圖 日本古墳横穴(1)入口(肥後) (2)内部(加賀)(ニ)上古(じようこ)の帝陵(ていりよう)今(いま)まで私(わたし)はわが國(くに)の古墳(こふん)の形(かたち)と構造(こうぞう)について述(の)べてまゐり...
濱田青陵 「博物館」
...冗談ぢやねえんだぞう! と青くなつて叫ぶや...
牧野信一 「円卓子での話」
...わたしの心臓(しんぞう)は...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...左手を弥蔵(やぞう)にした...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...貯蔵庫(ちょぞうこ)から玉蜀黍のそりを牽(ひ)いて来た二疋(ひき)の馬が...
宮沢賢治 「耕耘部の時計」
...復員服に板裏ぞうりをはいて不精ひげを生やした丸い顏が眠いように平凡だ...
三好十郎 「肌の匂い」
...まして有象無象(うぞうむぞう)のかげぐちなぞが...
室生犀星 「花桐」
...F君のドイツ語の造詣(ぞうけい)は...
森鴎外 「二人の友」
...つまり膵臓(すいぞう)に初発した癌腫だ」と去定が云った...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...それを乗り物と感じたのは草双紙(くさぞうし)の知識であったかも知れません...
吉川英治 「江戸三国志」
...奇兵隊の雑兵(ぞうひょう)から身を起こして...
吉川英治 「松のや露八」
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