...あの甘草(かんぞう)という薬草(やくそう)の粉末(こな)を少(すこ)し加(くわ)えましたが...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...手作(てづく)りのわらぞうりは一日できれた...
壺井栄 「二十四の瞳」
...到頭腎臓(じんぞう)が悪くなり...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...「そりゃ何とも云えねえぞうー...
豊島与志雄 「月明」
...汽車と電車と製造場(せいぞうば)を造った代り...
永井荷風 「霊廟」
...そわか――」「方丈様」「何だ」「あの地蔵様の歌のつづきを教えてもらいてえ」「和讃か」「西院河原地蔵和讃(さいのかわらじぞうわさん)...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかし体裁に着る衣裳(いしょう)はそう無雑作(むぞうさ)に剥(は)ぎ取れるものではない...
夏目漱石 「虞美人草」
...昔の憎悪(ぞうお)...
夏目漱石 「道草」
...全体が鋼鉄製で所々に象嵌(ぞうがん)がある...
夏目漱石 「倫敦塔」
...現今の護謨(ゴム)を象牙(ぞうげ)に擬(ぎ)せると同じく似て非なるものなれば...
福田英子 「妾の半生涯」
...そうぞうしい元気のいい...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...天候の異議雑評(ぞうひょう)はやめにいたせ...
吉川英治 「私本太平記」
...木像蟹(もくぞうがに)どのが...
吉川英治 「私本太平記」
...「もしかすると?」露(つゆ)にぬれる草履(ぞうり)のグッショリと重(おも)くなったのも感じないで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...かれの顔は地蔵(じぞう)のとうとい微笑(びしょう)に似(に)てきた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...鍋には食べ残した雑炊(ぞうすい)がまだ半分残っているし...
吉川英治 「宮本武蔵」
...――息子の嫁を奪って逃げた武蔵(たけぞう)...
吉川英治 「宮本武蔵」
...堂の美しさよりも本尊の薬師像や別の堂にある香薬師像(こうやくしぞう)の方がもっと注目すべきものなのである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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