...それぞれ名代の看板を掲げてゐる...
心猿 「桜もち」
...十二日の議会にこれに対する賛否の発言通告をなすものそれぞれ二十六名と十九名...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...それぞれ好みの所に年々かわるがわる旅行をさせている次第である...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...それぞれ個性があるのよ...
太宰治 「秋風記」
...それぞれ女房と二人でかつぎ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...それがそれぞれ戟(ほこ)のような物を持っていた...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...それぞれ分割されたと云うことはお島も聞いていた...
徳田秋声 「あらくれ」
...それぞれの祖国の危急をおもって悲痛な心を抱いているものばかりであろうのに...
堀辰雄 「木の十字架」
...その頃の若者はそれぞれ一癖も二癖もあり...
南方熊楠 「十二支考」
...それぞれおちついた・そしていろいろな点において完全と言いたいほどにしっかりした・死に方をしたことがある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...正確に人びとがそれぞれ単独であること以外にありえない...
山川方夫 「その一年」
...きょうだいがそれぞれ父か母か...
山本周五郎 「青べか物語」
...それぞれ自動車道まで出た...
横光利一 「旅愁」
...一門三十二党それぞれに家運を伸ばし...
吉川英治 「私本太平記」
...それぞれ小ぢんまりした柴垣の小屋敷や...
吉川英治 「新書太閤記」
...それぞれ小さな金の鈴に...
吉川英治 「新書太閤記」
...各、それぞれ、こういう群の中では、偽態(ぎたい)を買いかぶらせることに虚実の巧妙をつくすからだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...それぞれ縄張(なわばり)を持ち...
吉川英治 「新・水滸伝」
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