...約束にそむくからな...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...父の遺言にそむくべきか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...天地の化育にそむくというものでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...仏教の精神にそむくこと...
蜷川新 「天皇」
...これにそむくものは...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...宗教にそむく不倫の罪を犯すことを恐れ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...それからまたその神にそむく罪はわたく〔し〕ひとりでしょってぜひとも助けてあげやうと思ひました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...目の前にこの世をそむく君よりもよそに別るる魂(たま)ぞ悲しきという歌もある...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...裁判官にそむくことによって自らの生命を全うしようとはあえてしなかったように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人倫にそむく不届きな女である...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...――好意にそむくようだが辛抱してもらうよ」彼は起きろという手まねをした...
山本周五郎 「風流太平記」
...忠孝二道にそむく...
吉川英治 「上杉謙信」
...主家の親族にそむく科(とが)を得べく...
吉川英治 「三国志」
...申さいでは天意にそむく...
吉川英治 「私本太平記」
...道義にそむくと...
吉川英治 「私本太平記」
...それが尊氏には心にそむくものらしい...
吉川英治 「私本太平記」
...そむく者は容赦(ようしゃ)なく衆判にかけて処断する」宋江は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...朝議のご決定にそむくようになったら...
吉川英治 「源頼朝」
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