...ルイ十四世に至てこの虚勢その極に達し...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...その極近古の商人は戦争の主義をもって貿易を行ない...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...今やその極度に達し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...センセーショナリズム化(その極端な場合が黄色ジャーナリズム化)・商品化(それは広告に於て最も露骨である)・等々と呼ばれる現象が之に外ならない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...その極(きわ)めをつけてしまおうではありませんか...
中里介山 「大菩薩峠」
...その極力必死の抵抗だけは同じことなのですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...その極地方現象がはっきり出てくるので...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...その極端に行ったものは...
中谷宇吉郎 「比較科学論」
...してみると階級が違えば種類が違うという意味になってその極はどんな人間が世の中にあろうと不思議を挟(はさ)む余地のないくらいに自他の生活に懸隔(けんかく)のある社会制度であった...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...而してその極、全然行為的直観的なるもの、身体的なるものを越えたものに到(いた)ると考えられるでもあろう...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...その極端のゆえにかえって相通ずるからだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...その極度に至りてさすがに孔子さまも歎息せられたることなり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...異説争論その極(きわ)まるところを知るべからず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その極(きわみ)は世間で云う嫌疑(けんぎ)と云うような事を何とも思わぬ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...人口をその極点まで押し進め...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼らの得る食物量はその極めて低い価格を償うに足らない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その極めて自意識的な人間が幸福については殆ど考えないのである...
三木清 「人生論ノート」
...その極貧窟のいろは長屋から...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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