...私そのものがヨタだからヨタくられても仕方がないけれど...
種田山頭火 「其中日記」
...確かにそれが校正刷りそのものとわかったその刹那...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「三枚の学生」
...併しながらこの概念が惰性という概念そのものに矛盾する所以は吾々が已に述べた処である...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...科学分類の仕方そのものの分類を与えたから...
戸坂潤 「科学論」
...こうして諸法則そのものを制定させる処の原則(Prinzip)なのである...
戸坂潤 「科学論」
...実は「自由」そのものが悪いということだった...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...しかもほとんど偶然に出現した人間の作そのものを全(まった)き成体で取り崩(くず)す事のできないものと見傚(みな)した上でその特色の著るしきものだけに何主義の名をもってする弊であります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...民族そのものの本質がデモクラチックで...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...主體そのものが自發的に他者との關係を根本的に刷新することはあり得ぬ故...
波多野精一 「時と永遠」
...その戀する少女が夜そのものからのやうに寢臺から素足のまま拔け出し...
堀辰雄 「詩集「窓」」
...詩そのものを手になさつて...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「ドゥイノ悲歌」
...しかしこの死亡率そのものは好ましい基準とは考え得ない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...元来都城そのものの構成が支那のものを模したのであるから...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...懷疑そのものが一つの獨斷となる...
三木清 「人生論ノート」
...外的な感性的な運動そのものはそれの直接的な定有である...
三木清 「歴史哲學」
...今日つかわれる異性の友情という表現そのものが...
宮本百合子 「異性の友情」
...「さもありなん」程度であって「そのものズバリ」の実在感にとどいていない...
三好十郎 「恐怖の季節」
...けれども旅行そのものは実に痛快であった...
柳田国男 「故郷七十年」
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