例文・使い方一覧でみる「そしる」の意味
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田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...それを教えてくれる者をそしるがいい...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...毎朝起きるときまりきった味噌汁（みそしる）をぶっかけた飯を食ってセオドライトやポールをかついで出かける...
寺田寅彦 「花物語」
...懐かしい味噌汁（みそしる）の甘い煙も噴（ふ）き出していた...
徳田秋声 「縮図」
...舞茸（まいたけ）の味噌汁（みそしる）が来る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...甘藍の漬物（つけもの）に五升藷（ごしょういも）（馬鈴薯（じゃがいも））の味噌汁（みそしる）は特色である...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...僅（わづか）な鰌（どぜう）は味噌汁（みそしる）へ入（い）れて箸（はし）で骨（ほね）を扱（しご）いて與吉（よきち）へやつた...
長塚節 「土」
...煙の出る味噌汁椀（みそしるわん）の蓋（ふた）を取ったとき...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...けさ大根菜のはいったみそしるでたべてきたのである...
新美南吉 「屁」
...專三郎の味噌汁（みそしる）の椀の中に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...江戸中が手を打って自分を笑いそしる声が...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...味噌汁（みそしる）をこしらえて...
火野葦平 「糞尿譚」
...蔭で他人のことをそしるのであつた...
牧野信一 「鏡地獄」
...僧尼の威儀をそしる...
三木清 「親鸞」
...アウグストゥスがアシニウス・ポリオをそしる詩をものした...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...不義はそしるところでして...
吉川英治 「江戸三国志」
...人をそしるおのれにも嫌厭をおぼえてきたように...
吉川英治 「私本太平記」
...味噌汁（みそしる）が冷（さ）めましたが」「飯はいらん」土肥庄次郎は...
吉川英治 「松のや露八」
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