例文・使い方一覧でみる「そしり」の意味


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...亦桑間濮上(さうかんぼくじやう)の譏(そしり)を惧(おそ)れたるを以て...   亦桑間濮上の譏を惧れたるを以ての読み方
芥川龍之介 「開化の殺人」

...なれど世間のそしりもある事でござれば...   なれど世間のそしりもある事でござればの読み方
芥川龍之介 「奉教人の死」

...なんぞ人をそしり人を憎まんということになる...   なんぞ人をそしり人を憎まんということになるの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...世に伝うるマロリーの『アーサー物語』は簡浄素樸(そぼく)という点において珍重すべき書物ではあるが古代のものだから一部の小説として見ると散漫の譏(そしり)は免がれぬ...   世に伝うるマロリーの『アーサー物語』は簡浄素樸という点において珍重すべき書物ではあるが古代のものだから一部の小説として見ると散漫の譏は免がれぬの読み方
夏目漱石 「薤露行」

...両者ともに不具なりとの譏(そしり)はまぬがれまい...   両者ともに不具なりとの譏はまぬがれまいの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...無礼の誹(そしり)をまぬかれぬが...   無礼の誹をまぬかれぬがの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...宝蔵の窗の明りの覚束な鳥羽の后の難阿含経高野山のムゼウムの覚束ない照明をそしり...   宝蔵の窗の明りの覚束な鳥羽の后の難阿含経高野山のムゼウムの覚束ない照明をそしりの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...人の謗(そしり)を聞(きく)ことあらば心に納(おさめ)て人に伝へ語(かたる)べからず...   人の謗を聞ことあらば心に納て人に伝へ語べからずの読み方
福沢諭吉 「女大学評論」

...人の謗(そしり)を伝え語る可らず云々は...   人の謗を伝え語る可らず云々はの読み方
福沢諭吉 「女大学評論」

...不孝者のそしりさへ平気で享け流してゐるにも係はらず...   不孝者のそしりさへ平気で享け流してゐるにも係はらずの読み方
牧野信一 「剥製」

...こころあるものはひそかに爪(つま)はじきしてそしりあいしとかや...   こころあるものはひそかに爪はじきしてそしりあいしとかやの読み方
三宅花圃 「藪の鶯」

...遼豕(れうし)の誚(そしり)を甘受することとしよう...   遼豕の誚を甘受することとしようの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...不信のそしりをこうむることを恐れて...   不信のそしりをこうむることを恐れての読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...自由に物を言うようになりますように! わたしは放縦のそしりをうけても...   自由に物を言うようになりますように! わたしは放縦のそしりをうけてもの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...あるいは牽強附会の誹(そしり)を免れ得ないであろう事を本官は最初から覚悟しているものである...   あるいは牽強附会の誹を免れ得ないであろう事を本官は最初から覚悟しているものであるの読み方
夢野久作 「霊感!」

...諂佞(てんねい)の誹(そしり)をうけるぞ」「もう何も申しあげる力もございません」陳宮は...   諂佞の誹をうけるぞ」「もう何も申しあげる力もございません」陳宮はの読み方
吉川英治 「三国志」

...法魔仏敵のそしりをうけて追われてゆくに」「善信の血縁の者とあって...   法魔仏敵のそしりをうけて追われてゆくに」「善信の血縁の者とあっての読み方
吉川英治 「親鸞」

...何と言っても時代錯誤のそしりをまぬかれないであろう...   何と言っても時代錯誤のそしりをまぬかれないであろうの読み方
和辻哲郎 「埋もれた日本」

「そしり」の書き方・書き順

いろんなフォントで「そしり」

「そしり」の英語の意味


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