...底津綿津見(そこつわたつみ)の神一三...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...底筒男命(そこつつおのみこと)以下三人の神さまを...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...底土(そこつち)は赤黒いけれど...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...会するもの、肋骨、楽堂、鼠骨(そこつ)、石鼎、温亭、宵曲、菫雨(きんう)、野鳥、青峰、為山、たけし、花蓑、秋桜子、一水...
高浜虚子 「五百句」
...さっき私が妙子さんを悦子さんと間違えたのは粗忽(そこつ)だけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...いくら自分が粗忽(そこつ)で黒ん坊を失敗(しくじ)ったからと言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...飛んだ粗忽(そこつ)を致して申しわけがございません...
中里介山 「大菩薩峠」
...疎忽(そこつ)なものが花袋君の文を読むと...
夏目漱石 「田山花袋君に答う」
...約束してこられたお客様を断わったりするような粗忽(そこつ)のおこることもあります...
羽仁もと子 「女中訓」
...「堀の内」「粗忽(そこつ)長屋」「粗忽の釘」のなかでみんなそっくり地でいきました...
正岡容 「初看板」
...この地球儀は二十世紀の年玉なりとて鼠骨(そこつ)の贈りくれたるなり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...今年の年玉とて鼠骨(そこつ)のもたらせしは何々ぞ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...一朝麁忽(そこつ)な扱いしてから出やんだちゅう談に似た事も...
南方熊楠 「十二支考」
...粗忽(そこつ)と混乱とをまじえているときに益々なまめかしい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「私も少しは粗忽(そこつ)でございます...
山本周五郎 「思い違い物語」
...お前がたも粗忽(そこつ)のないように気をつけておくれ」「旦那...
吉川英治 「江戸三国志」
...御身(おみ)のために申せば粗忽(そこつ)にこの中国へ懸り給わば由々(ゆゆ)しき大事を引き起し候わんと...
吉川英治 「黒田如水」
...粗忽(そこつ)粗忽(そこつ)...
吉川英治 「私本太平記」
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