例文・使い方一覧でみる「そこここ」の意味


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...あるいはそこここを駈けまわったり...   あるいはそこここを駈けまわったりの読み方
芥川龍之介 「神神の微笑」

...時々鶉(うずら)の群(むれ)が慌しくそこここから飛び立ったが...   時々鶉の群が慌しくそこここから飛び立ったがの読み方
芥川龍之介 「首が落ちた話」

...ひつそりした畑のそこここには...   ひつそりした畑のそこここにはの読み方
芥川龍之介 「煙草と悪魔」

...思いがけずも灰色の瓦の破片が其処此処(そこここ)にころがっているのを見た...   思いがけずも灰色の瓦の破片が其処此処にころがっているのを見たの読み方
伊波普猷 「土塊石片録」

...そこここに、低い、片羽のような、病気らしい灌木が伸びようとして伸びずにいる...   そこここに、低い、片羽のような、病気らしい灌木が伸びようとして伸びずにいるの読み方
オイレンベルク Herbert Eulenberg 森鴎外訳 「女の決闘」

...そこには古い大きな黒松があってその浮き根がそこここに土蜘蛛(つちぐも)が足を張ったようになっていた...   そこには古い大きな黒松があってその浮き根がそこここに土蜘蛛が足を張ったようになっていたの読み方
田中貢太郎 「蟇の血」

...山形あたりに生まれてそこここと流れ渡ってきても故郷の言葉が失せないという元気なお婆さんもあった...   山形あたりに生まれてそこここと流れ渡ってきても故郷の言葉が失せないという元気なお婆さんもあったの読み方
田山花袋 「田舎教師」

...ただ角帯をしめた番頭が二、三人そこここに、退屈そうに座っているだけで、ついぞ客など入って本を買っているのを見たことはなかった...   ただ角帯をしめた番頭が二、三人そこここに、退屈そうに座っているだけで、ついぞ客など入って本を買っているのを見たことはなかったの読み方
田山花袋 「日本橋附近」

...子供の泣き声や鶏(とり)の声などがそこここに聞えた...   子供の泣き声や鶏の声などがそこここに聞えたの読み方
徳田秋声 「爛」

...そこここから聲がおこった...   そこここから聲がおこったの読み方
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」

...そこここに突起を出し...   そこここに突起を出しの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...二度も三度もそこここと位置を易(か)えなければならなかった...   二度も三度もそこここと位置を易えなければならなかったの読み方
夏目漱石 「門」

...そこここの段丘に蔓巻の打刀(うちがたな)を差し...   そこここの段丘に蔓巻の打刀を差しの読み方
久生十蘭 「うすゆき抄」

...そこここと三十分以上も仔細に点検し...   そこここと三十分以上も仔細に点検しの読み方
久生十蘭 「魔都」

...未だそこここに残骸を曝してゐた...   未だそこここに残骸を曝してゐたの読み方
正岡容 「大正東京錦絵」

...そこここに青青としてゐた...   そこここに青青としてゐたの読み方
室生犀星 「蒼白き巣窟」

...そこここを飛びかう蝶にも...   そこここを飛びかう蝶にもの読み方
吉川英治 「三国志」

...しかもそこここと水を打って清掃してあるあたり...   しかもそこここと水を打って清掃してあるあたりの読み方
吉川英治 「三国志」

「そこここ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「そこここ」


ランダム例文:
飼養   剽窃   よく通る  

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