...そうお答(こた)えするより外(ほか)に詮術(せんすべ)がないのでございました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...せんすべなかりしなり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...潜水兜(せんすいかぶと)とちがっているのは...
海野十三 「地球要塞」
...魚雷潜水艇(ぎょらいせんすいてい)――身動き出来ぬ船室私は...
海野十三 「地球要塞」
...沈欝せんすべなし...
種田山頭火 「其中日記」
...見る間に(the next moment)敵は地上に仆れて詮術(せんすべ)なし(was helpless)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...思案と詮術(せんすべ)も尽き果てたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...持っていた扇子(せんす)でピシャリ...
中里介山 「大菩薩峠」
...花咲く荒唐なんせんす芸術...
正岡容 「寄席行燈」
...片手(かたて)には大(おほ)きな扇子(せんす)を持(も)つて...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...愛(あい)ちやんは其扇子(そのせんす)と手套(てぶくろ)とを取上(とりあ)げ...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...匈奴軍詮術(せんすべ)を知らず大敗した...
南方熊楠 「十二支考」
...今度(こんど)はうちわやせんすをつくりはじめたのです...
宮島資夫 「清造と沼」
...二人は千筋(せんすじ)の手織り木綿の袷に双子縞の羽折(はおり)...
山本周五郎 「さぶ」
...破れ扇子(せんす)のつぎ張りか何かしている...
吉川英治 「江戸三国志」
...扇子(せんす)がほしいか...
吉川英治 「神州天馬侠」
...持っていた扇子(せんす)を...
吉川英治 「新書太閤記」
...扇子(せんす)をとって肘(ひじ)をのせ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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