...しかもいずれもほとんど円形だということである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...いずれもいずれも最後の飼葉(かいば)としていま当てがわれた飼桶(かいおけ)をざらざらさも忙しそうに音をさせてねぶっている...
伊藤左千夫 「去年」
...いずれも夜を異にして見たりといい...
井上円了 「おばけの正体」
...密雲漸く散ずれば...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...いずれも短い地震で...
海野十三 「恐竜島」
...いずれもそれは偏見です...
高神覚昇 「般若心経講義」
...当時どんな事が二人の話題に上ったかは思い出せないが、いずれ人生とか、運命とか、あるいは文学とか、芸術とか、そういう種類の事がおもなものであったらしい...
寺田寅彦 「亮の追憶」
...いずれの党派をも構わずにいじめつける...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いずれも見上げるような大きな物で...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...いずれも客は女であった...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...いずれゆっくりいたしますが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...いずれも圓朝自らの作句とおもうが...
正岡容 「我が圓朝研究」
...いずれも火災少なき辺土に立てられたり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...四国へもいずれ往くとして...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...夕方になると人夫の者いずれへか迷い行き...
柳田国男 「遠野物語」
...いずれも裁判所の仮処分命令で上演を差止められたり...
山下博章 「「プラーゲ旋風」の話」
...さっそく出かけて見ると太夫いずれも筋骨逞(たくま)しき農村むきだしの連中...
山本笑月 「明治世相百話」
...価値変動のただ四つの原因たるこれらの四つの変動源泉のいずれにも最も蒙りそうもないものを...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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